弛緩性便秘とは

弛緩性便秘は、腸が便を送り出す力が低下する事により起こる便秘で、大腸の蠕動ぜんどう運動が弱くなることから便秘になってケースです。

この便秘は、筋力が低下することで便を押し出でなくなったことで起こるので、高齢者や出産回数の多い女性など筋力が低下し腹筋が弱くなることで起こる便秘です。

日本人に便秘では最も多いタイプで、腹筋が弱い高齢者や女性以外にも男性でも運動不足の人がこの便秘に悩んでいます。

弛緩性便秘の症状

下記の症状がある場合は弛緩性便秘の可能性があります。

  • コロコロしたヤギのふんのような便で色が黒い。排便の後も残便感がある。

    大腸では便の水分が吸収されますが、長時間便が腸に滞留する事で過剰に水分が吸収され、便が硬くなります。
    また、便が出ても

  • お腹に張りがあり、ガスが溜まった感じがする。

    腸内には人体に有益な善玉菌と有害な悪玉菌がいますが、悪玉菌は大腸の便を腐敗させ有毒なガスを発生させます。
    このガスは、アンモニア、インドール、スカトールなどのガスでこのがすが腸で吸収され、腸の活力が低下して便を送り出す力も弱まります。

  • 肌の荒れがある。口臭がある。体臭がある。

    悪玉菌が発生させた有毒なガスは、腸で吸収されると血流に乗り全身へ運ばれます。
    肌まで達すると肌荒れの原因となり、呼気から排出されると口臭になり、皮膚から排出されると体臭になります。

弛緩性便秘の主な原因

弛緩性便秘の主な原因は下記の通りです。

大腸を動かす筋力の低下

加齢や運動不足などで腹筋が弱くなると便を送り出すぜん動運動も弱くなることから便秘になってしまいます。

腸の「蠕動(ぜんどう)運動」とは、腸が自立神経により常に活動し腸が動くことで食べた物を先へ先へと肛門まで運ぶ運動を指します。

なんらかの原因によりこの腸の力が弱くなることで、便を送り出す事が出来なくなるのです。

無理なダイエット

若い女性に多いパターンで、食事制限によりダイエットをしようとして便秘になるケースです。
便を送り出す腸のぜん動運動は、あるていど腸に食べ物が入らないと活動しませんが、食事制限をすることで腸のぜん動運動が弱まり、腸の活力も弱くなることが原因で便秘になります。

摂取水分の不足

通常であれば1日1.5リットルから2リットルの水を摂取する事が一般的ですが、食習慣などにより水分が不足すると便の水分も不足して、便が腸内を進まなくなり便秘になる場合があります。

便が滞留すると余計に水分が吸収されるので更に便が出にくくなる悪循環に陥ります。

弛緩性便秘の解消方法

腸の活力の低下が招いた便秘なので、腸に活力を与える必要があります。

腸内の乳酸菌やビフィズス菌に代表される善玉菌は、腸内で乳酸や酢酸、酪酸を生産しますがこれらの栄養分は腸に活力を与えるので、弱っていた腸が再び動き出し便秘の解消につながります。

また、これら善玉菌は大腸の中を酸性にするため、酸性の環境が苦手な便秘の原因になっている悪玉菌を減少させます。

サプリメントを選ぶ場合は、腸まで生きて届く善玉菌でなくてはならないので、有胞子乳酸菌、植物性乳酸菌、ビフィズス菌などの強い菌種を選ぶようにしましょう。

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